モンテッソーリ教育のベストセラー本でもある、故 相良敦子先生の名著「モンテッソーリの幼児教育 ママ、ひとりでするのを手伝ってね!」(1985年6月 講談社)がマンガとなり、本日、河出書房新社から出版されました。
こちらの本の出版にあたり、イデー・モンテッソーリの編集長 あべようこが、マンガ(作画・作話)、コラムを手掛けております。
お母さん、お父さんはもちろん、幼児教育関係者すべてに役立つ、子育て入門書です。
出版に際しまして、相良先生がこの本にかけていらっしゃった「想い」をご紹介致します。
相良敦子先生の想い
モンテッソーリ教育の第一人者 相良敦子先生は、2017年6月に急逝されましたが、今なお全国のファンから愛され、惜しまれています。
そんな先生は、最後の最後まで、子どものすこやかな成長のたすけとなるモンテッソーリ教育が、少しでも世の中に広まるように、全国各地を奔走されていました。
相良敦子先生
マンガ化への想い
先生のご著書の一つであり、今でも絶大な人気を誇る名著『ママ、ひとりでするのを手伝ってね!』。出版から数年経った際、この本を編集された方より、マンガ化の提案があったそうです。しかしその時は、実現に至りませんでした。
その後30年以上、先生の脳裏には、ご著書のマンガ化のことがありました。「センスのある絵で、モンテッソーリ教育の微妙な内面の深さと良さ、そして厳然とした論理を理解して、絶妙なニュアンスまで表現し、この本をマンガ化してくれそうな人」を探していらっしゃったそうです。
相良先生は、「文字よりもマンガを好む読者が多くなる現代で、若い世代が親しめるように、著書をマンガ化したい」という、ひそかな熱い想いを持っていらっしゃたのです。
その願いがついに実現しました!!
(出典:「マンガ モンテッソーリの幼児教育 ママ、ひとりでするのを手伝ってね! 」河出書房新社より)
内容のご紹介
2歳の娘「泉りこ」の子育てに奮闘する、母親「あこ」30歳。ある日あこが、近所の児童館で、自立して活動する2歳の女の子を見て衝撃を受けます。そしてその子の母親「桐野みさ子」に育児のコツを聞いたことから、モンテッソーリ教育や相良敦子先生に出会い、親子共に成長していくストーリーを描いたものです。
本書は、相良先生の原作のエッセンスを元に、あべようこ自身の5歳の娘の子育ての体験なども盛り込んで、ストーリーを練り上げています。
また、初めてモンテッソーリ教育に触れる方にもできるだけ分かりやすいよう考慮し、マンガでは表現し切れなかった部分のコラムも併載しております。
マリア・モンテッソーリがくれた、日々の子育てのヒント。それを手に入れることで、あなたが、子どもの命の本当の輝きに出会えますように。
Contents
はじめに
Chapter1「する!」「自分で!」/ ①大人と子供は争っている ②子どもは自立したがっている ③子どもに上手に教える方法 / コラム①②③
Chapter2 子どもがわかる「敏感期」/ ①反抗期?いいえ、「敏感期」 ②秩序の敏感期 ③感覚の敏感期 ④運動の敏感期 / コラム④
Chapter3 子どもの「知性」が働くとき / 子供は動きながら学んでいる / コラム⑤
Chapter4 子どもを成長させる「活動のサイクル」 / 子どもが変わる、たったひとつの道筋 / コラム⑥
Chapter5 子どもの自立をたすける環境 / 「自分でしたい」子どものために / コラム⑦
おわりに
全国の書店、またはamazon等のオンラインショップで、是非お買い求め下さい。
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お知らせ
イデー・モンテッソーリでは、モンテッソーリ教員資格者の求人情報の案内も行なっております。資格をお持ちで仕事をお探しの方は、是非ご覧下さい。
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