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本書について
モンテッソーリ教育のベストセラー本、
待望のマンガ化!
手伝ってね!
[原作] 相良敦子 [マンガ] あべようこ
河出書房新社 本体 1300円 + 税
144ページ・A5判 ISBN978-4-309-248686-4
子育て入門書の決定版!
子どもは誰でも「自分でやりたい」と願っているもの。
モンテッソーリ教育は、そんな子どもの願いをかなえるための、それぞれの成長に合わせた教育法です。
本書は、そのエッンスが詰まった、日本における第一人者
相良敦子先生によるベストセラー本を、分かりやすく楽しいストーリーマンガにしました。
お母さん、お父さんはもちろん、幼児教育関係すべてに役立つ、子育て入門書です。
子育てがグンとラクになる!
将棋の藤井聡太さんやオバマ前大統領など、第一線で活躍する人を数多く輩出してる「モンテッソーリ教育」は、世界中で行われてる有名な教育法。この教育法で育った人は、自信を持って、行動できると言われています。
創始者あるマリア・モンテッソーリが発見したのは、とてもシンプルなこと。それは、子どもは生まれたときから「ひとりでできるように、手伝ってください」と願っているということです。
モンテッソーリの発見した子どもの見方やたすけ方を知ると、子どものすこやかな成長をたすけるのが上手になり、大変だった子育てがぐんと楽になります。
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- 「する!」「自分で!」
- 子どもがわかる「敏感期」
- 子どもの「知性」が働くとき
- 子どもを成長させる「活動のサイクル」
- 子どもの自立をたすける環境
Voices
読者の声
感動の声やお褒めの言葉が
続々と寄せられています!
気になってた本を読んでみた。
— マイマイ😆穏やか育児案内人 (@67_okada) August 16, 2018
マンガになってて読みやすい、具体的にイメージできるのでおすすめ。子供の行動の見方が変わります。
マンガ モンテッソーリの幼児教育 ママ、ひとりでするのを手伝ってね! 河出書房新社 https://t.co/lCR5PPfodA @amazonJPより
秒速でポチった。
— エース (@Master_of_Life3) March 27, 2019
嫁用にマンガと自分用に本のダブルポチり。
さらに、コメントにあった「早教育と天才」も当然ポチり。
アマゾンリンクない意味がわからない。
つか、「ママ、ひとりでするのを手伝ってね!」の表紙の男の子を見ているだけで、すでに泣ける。 https://t.co/nLzQhPJsVa
#読了
— noco│ライター兼編集者 (@noco68449190) August 24, 2019
マンガだと本当にサクッと読めちゃう。いずれ来るであろうイヤイヤ期を乗り切れる希望が湧いてきた…!気がする
『マンガ モンテッソーリの幼児教育 ママ、ひとりでするのを手伝ってね!』https://t.co/WGJFssGRcU
教師養成センター長
松浦学園子どもの家 園長
松浦 公紀 先生
文字がぎっしりと並んでいるこれまでの書物は、重厚感はあります。それに対して、マンガはともすると軽く捉えられがちです。
しかし、何か新しいことを理解しようとするときに、その入り口としてマンガはとても有効です。
情報が満ち溢れている現代です。モンテッソーリ関連の書物も30年前に比べると、かなりの数になりました。「興味はあるんだけれども、数百ページに及ぶ文字ぎっしりの本はちょっと・・・。という方に、モンテッソーリ教育の入り口としてお勧めします。
この本にはモンテッソーリ教育の核となる考え方が本当に分かりやすく記載されています。この本をまず読むことで、モンテッソーリ教育のベースがわかります。
モンテッソーリ教育がが始まって、一世紀以上の時間が経っています。こんなに長い時間が経っても、いまだに世界中で広がり続けているのは、この教育の中に真実があるからです。日本においてももっともっと広がらなければなりません。そして、その広がりはまず一人でも多くの方がモンテッソーリ教育を知ることです。この本はそのきっかけになります。
「え、モンテッソーリ教育知らないの?」そういう方に是非勧めてあげて欲しいと思います。
三浦 直樹 先生
「モンテッソーリ教育」って何?という疑問にわかりやすく応えられていると思いました。
特殊な問題行動に対応する特別な教育法ではなく、誰もが直面する場面や行動に、ちょっとしたヒントや見方を変えるだけで、子どもに寄り添い受け止める事が出来ると感じます。
本編がマンガで構成されていることから、現代の子育て世代には大変なじみやすく、より日常の子育てに活かしていただけるのではと思いました。
深草こどもの家 園長
根岸 美奈子 先生
とてもわかり易く、モンテッソーリの精神を伝えていると思いました。相良先生のお話や姿などがそっくりです。
相良先生の本をあべさんがマンガにしたことは、子育て中のお母様方にとっても、とても良かったと思います。
小さいお子さん、特に1, 2歳のお子さんのご両親にお勧めします。
三浦 勢津子 先生
福島県 / 40代 / 主婦
今までモンテッソーリ教育とは、自由時間に大人にこれをしようと決められてすることではなく、自ら「これで遊びたい!」と、自分で選んで遊ぶことと漠然と思っておりました。
しかし、本を読ませていただいて、子供は「知ろう!」「学ぼう!」としているので、やり方を見せてあげること、子供が自分でやりやすいように環境を整えてあげることが大切と知りました。
毎日「やりたい!」「あれやろう!」子供からリクエストがありますが、とことん、付き合ってあげることもやはり大切なんですね。最後まで…私の苦手なところなので、これから私も努力しようと思いました。
私の子供は、6歳と4歳でもう、遅いかもしれないとおもいましたが、そんなことないですか?これからでも毎日の生活に取り入れてやって見たいと思います!
このマンガは、私の弟夫婦に勧めたいです。共働きで頑張って子育てしていますが、大変そうなので「こういう子育ての仕方があるよ」と教えてあげたいと思いました。
炭川 純代 先生
モンテッソーリ国際学園では、当園の保護者の方に向けて行うペアレンティングクラス「ママ、ひとりでするのを手伝ってね!」を参考書として取り入れております。
お母様たちから「目からウロコでした」、「この漫画に出会えて良かったです」、「叱るのでなく、モンテッソーリ教育のメソッドを取り入れる事で、子どもとより近付けた気がする」など、たくさんの声をいただいております。
教師側からの感想としては、漫画の中で難しい用語例えば「敏感期」がどの様なものかをとても具体的に教えてくれていますので、ありがたいです。なかなか説明が難しいと思いますので。
「秩序の敏感期についても、いつも通りにする大切さをとてもわかりやすく描かれていたので、とても感動しました。モンテッソーリアン(モンテッソーリの教師)の方たちが、まだモンテッソー教育をご存知でない方々に説明するときにお使いになられると良いと思いました。
相良先生はたくさんの著書でモンテッソーリ教育について私たちに教えてくださっています。この様な形で漫画によりよりわかりやすく読める本を作ってくださった事で、この本が今日もたくさんの子どもたちの成長に貢献されていると思うと嬉しくなります。私たちも日々子どもたちのお手伝いができる様、頑張ります。
あべようこさん、この様な素敵な漫画を企画し出してくださり、ありがとうございました。第2号もお待ちしております。
Writers
原作者とマンガ家のご紹介
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相良 敦子 [原作]Atsuko Sagara
- 日本のモンテッソーリ教育の第一人者。九州大学大学院教育学科研究科博士課程修了。1960年代にフランスのでモンテッソーリ教育を原理とした教育法を学ぶ。滋賀大学教育学部教授、前長崎純心大学大学院教授、日本モンテッソーリ協会(学会)常任理事などをつとめた。著書に『ママ、ひとりでするのを手伝ってね!』など。
相良敦子先生の想い 〜ご著書のマンガ化〜
モンテッソーリ教育の第一人者 相良敦子先生は、2017年6月に急逝され、今尚全国のファンから愛され、惜しまれています。そんな先生は、子どものすこやかな成長のたすけとなるモンテッソーリ教育が、少しでも世の中に広まるように、全国各地を奔走されてていました。
実は相良先生は、「文字よりもマンガを好む読者が多くなる現代で、若者世代が親しめるよう「著書をマンガ化したい」という、ひそかな熱い想いを持っていらっしゃいました。
そして、「センスのある絵で、モンテッソーリ教育の微妙な内面の深さと良さ、そして厳然とした論理を理解して、絶妙なニュアンスまで表現し、『ママ、ひとりでするのを手伝ってね』をマンガ化してくれそうな人」を長年探していらっしゃったのです。
その願いがついに実現しました!
Q&A
モンテッソーリ教育に関するQ&A
- Q. モンテッソーリ教育って何ですか?
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A.イタリア人の女性医学博士であり、幼児教育の専門家でもあるマリア・モンテッソーリが編み出した教育法のことです。
モンテッソーリは、生理学や生態学に沿った、子どもの見方、環境の整え方などを提唱しました。つまり、「自然の法則」にかなった子どもの援助法を教えてくれるのがモンテッソーリ教育です。
20世紀初頭に始まったこの教育法は、世界中で実践され、各界で活躍する多くの人材を生み出しています。日本でも近年、導入する幼稚園や保育園が増えています。
- Q. イヤイヤ期の原因て、何ですか?
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A.実はよく言われる「イヤイヤ期」は、モンテッソーリ が発見した【秩序の敏感期】【運動の敏感期】とほぼ一致します。
0〜3歳頃の子供は【秩序の敏感期】にあり、未知の世界を把握しようと、色々な物の場所、順序などを覚えていきます。そしてそれが狂うと、心に強烈な苦痛を感じるのです。
これが「イヤイヤ」の原因の一つ目です。
子どもの目線で、「いつもと同じ場所」「いつもと同じ順番」「いつもと同じ人」などに気をつけてみましょう。子どもが落ち着くばかりか、ゆくゆくは優れた「段取り力」や「計画性」を育んでいくこととなります。
また、小さな子どもは【運動の敏感期】にあり、ティッシュを箱から全部出してみたり、花壇の縁の上を歩きたがるなどしながら、あらゆる体の動きを身につけようとしています。しかもその練習が「楽しくてたまらない」のです。そして特に1〜3歳頃は、自分が主人公であり、「自分でできるようになりたい」「自分できるのを見て欲しい」という強い思いを持っています。ここで大人が「危ない」「まだ早い」と言って先に手出しをしてしまったり、「何してるの!」と怒ったりすると、子供どもは苦痛を感じてしまいます。
これが「イヤイヤ」の原因の二つ目です。
子どもに十分な時間、環境を与え、子どもを注意深く見守りつつも存分に練習させてあげましょう。この時期に存分に力を発揮して「できた」という経験をした子どもは、困難が訪れた時に自分を信じて全力で立ち向かえると言われています。
詳しくは本の中で解説しています。
- Q. 子どもが自ら成長する「活動のサイクル」とは何ですか?
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A.子どもは自分を成長させる「仕事」が大好きです。
モンテッソーリ教育で「仕事」は次のように行います。
①自分で自由に選ぶ ②くり返す ③集中する ④全力を尽くし、達成感を持ってやり遂げる
この①〜④を「活動のサイクル」と呼びます。これをくり返すことで、子どもは自ら成長し、乱暴な子どもは落ち着きを取り戻すと言われています。
また、この子どもの活動のリズムを尊重してあげると、徐々に周囲の生活に従える意思も育っていきます。
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