バンビーナ
神戸市東灘区にあるモンテッソーリ教育実践園『バンビーナ』を紹介いたします。
ナビゲーターが子どもをあたたかく丁寧に見守るモンテッソーリ園です。
(取材、写真あべようこ)
陽だまりのモンテッソーリ園
すぐにお庭に出られるお部屋には、朝、外から太陽の光がいっぱい差し込みます。
先生が心をこめて整えた環境が、子ともたちの到着を今か今かと待っているようです。
昨日のお仕事の続きでしょうか?数の教具もスタンバイ。
棚には、足し算や引き算がすぐに練習できるように教材が用意されています。
言語や感覚の教材もたっぷりと。
また幼児期は、手を使って練習したい時期でもあります。
お部屋の中には、手を使ってできる面白そうなものがたくさん用意されています。
笑顔があふれる子ともの姿
午前 8 時 45 分。さあ、いよいよ子どもが登園しました!生き生きと、笑顔あふれるバンビーナの子どもの姿が見られます。
その日に先生が用意しておいてくれた、粘土づくりの活動にすぐに夢中になりました。
自分の手や指を動かしながら、五感を使いたい子どもにピッタリの「粘土づくり」。
新聞紙をビリビリと割き、小麦粉と水と合わせてよくこねます。
こねて、混ぜて、粘土ができてきたよ!
今度は蛇づくりです。
蛇の図鑑を参考にしながら「もっとこうしたら良いんじゃない?」「そうだね。」とお友達と話し合います。
実に様々な蛇ができました。
外環境
お部屋からはすぐ外に出ることができます。
「モンテッソーリ=室内で静かに」と思われがちですが、外環境でできることもたくさん!
土や砂に触ったり、自然を観察したりするのも大事な活動の一つです!
思い思いの活動に集中
全員が同じことを一斉にしなくて良いのが、モンテッソーリ教育を行う「バンビーナ」の子どもの自由です。
「僕はね、字を書くことがしたいんだ!」
こちらでは「数の活動」に取り組む子どもたち。何をすればいいのか、よく分かっているようで、 そばで指示する大人はいません。
大きな数の引き算と、ビーズとカードを使って行いました。
他にも色々な「数の活動」があります。
大人はやり方を見せる時や、必要な時だけちゃんと来てくれます。
「私は、アイスクリームをたくさん作りたいな!と集中する女の子。
折ったり、切ったり、貼ったりと、何個も何個も繰り返し作っています。
たくさんできました!
海外でも経験を積まれた先生による、日本では見たことがないような教材も!
秘密袋のように、同じものを触感覚で探してはめていきます。
GRIPPYという名前の教材のようです。
もちろん秘密袋もあります。(袋の中のものを手の触感覚を頼りに同じものを出していくゲームのような活動です。)
幼児期に大切なのは、自分や他の人や物を大切にする気持ちを育みながら、ゆっくりとした時間の中でたっぷり体や五感を使って過ごすこと。
世界の教育法「モンテッソーリ教育」を国際基準の高いレベルで実戦しながら、大人も子どもも穏やかに笑顔あふれるバンビーナ。
一日そこで過ごさせていただき、心の中に陽だまりのようにあたたかいものを頂きました。
バンビーナの皆様、ありがとうございました!
ラーンネット・グローバルスクール「バンビーナ」
〒658-0072 神戸市東灘区岡本 2-8-14
お知らせ
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