モンテッソーリ教育の創始者、マリア・モンテッソーリは、子どもと自然との関わりをとても大切だと考えていました。
“生き物の世話ほど、子どもを用心深くするものはありません。子どもは明日のことをわずらわずに、つかの間の瞬間を生きています。しかし、それらの動物が子どもを必要していることを知り、植物に水をやらないと枯れてしまうことを知ると、動植物に対する子どもの愛は新しい糸に導かれて、今過ぎ去るこの瞬間が次の日にそれらが元気でいるかどうかにかかわることを理解します。”
“ローマにある「子どもの家」には、植物を栽培する土地がなかったので、大きいテラスの周囲にずらりと鉢植えの花が置いてありました。子どもたちは小さいじょうろで水をやることを決して忘れませんでした。”
マリア・モンテッソーリ著 中村勇訳『子どもの発見』第4章 教育の中の自然より 日本モンテッソーリ教育綜合研究所, 2003年
子どもは五感を使いながら、植物を育てたり、収穫したり、観察したり、分類したり、研究したりと、さまざまな活動をすることができます。また、単純に目で見て美しい緑を楽しむこともできます。
大きなお庭がなくても、子どもたちは、室内で植物の世話をすることも大好きです。まず、素敵な観葉植物を一鉢用意し、一緒にやってみてはいかがですか。
<例>
・葉のほこりをぬぐう
・葉をスポンジで拭く
・じょうろで水をやる
・葉に霧吹きをする
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