2018.11.22 ゆで卵を切る(動画付) / モンテッソーリ教育


モンテッソーリ教育の日常生活の練習「ゆで卵を切る」

モンテッソーリ教育の日常生活の練習の中から「ゆで卵を切る」というお仕事を紹介します。この活動は「ゆで卵の殻を向き、切って、お皿にとる」というのが、一連の流れになります。

 

 

活動後に食べられる!

この活動は、

 

  • 腕や手首を調整し、適度な力加減で卵にヒビをいれる。
  • 2~3本指を使って、殻や薄皮をむいていく。
  • 手のひら全体で押す力をつける。
  • トングではさむ、手の力をつける。

など、様々な動きを洗練をする機会を与えてくれます。

 

しかも、活動後に「自分で切ったゆで卵を食べられる」という嬉しい結果もついてくるので、子どももやる気が出ますね!

 

 

やり方

ゆで卵をテーブルで叩いてヒビを入れる。

「ここもコンコンやってみようか」

「ちょっとゴロゴロ転がしてみようか」などと、

卵の殻に適度なヒビが入るには、どのくらいの力が必要か気付けるように、必要に応じて声をかけてあげてください。

 

殻をむく。

「あ、ここにもカラがついてるね」

「うすい皮もむいてみようか」などと、

交代しながらでも良いので、楽しくきれいにむいてみましょう。

 

ゆで卵を切る。

エッグスライサーがあれば、両手で上から押してきれいに切ることができます。

 

トングでお皿にとる。

切った卵をトングでお皿にとります。

 

トングで握る力を養いましょう。「グーパーの動き」は、はさみを使う時の良い練習になります。

 

この「グーパーの動き」は子供の生活の中にあまりありません。卵以外でも、トングを使って食べ物などをとりわける機会があると良いですね。

 

お片付けをして「いただきます♪」

 

 

道具紹介

 

・トレー

・トング

・エッグスライサー

・ゆで卵

・ゆで卵入れ

・剥いた殻を入れるお皿

・切った卵を入れるお皿

・机やトレイが汚れた際に拭くためのスポンジなど

 

モンテッソーリ教育の日常生活の練習では、活動がより魅力的に、そして何の活動なのか分かりやすくするために、カラーコーディネートすることを心がけています。黄色でなくてもかまいません。

 

是非、お子様やご自分の好きな色でカラーコーディネートしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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